川端さんの絵本は落語の絵本が多いので こんな絵本があったのだと、手に取りました。
鳥たちは 自然の恵みを受けて暮らしていた。
地球に生きる動物や人間も 同じように自然の恵みを受けています。
何百年も 何千年・・・・
ある時 一羽の鳥が、大空にあこがれて その気持ちをどうしても抑えることができなかった、
こうした気持ちは 鳥にもあるのだ、人間も同じように いろんな未知の世界にあこがれて 飛び立つのと同じですね。
しかし、鳥は大空で 力尽きて 海に落ちていくのです・・・・
でも、 満足していた、とありますが、 人間の場合は、どうでしょうね?
この絵本の すごいな〜と思ったのは、はばたけ鳥に島の絵が好きです。
躍動感があって 鳥が空を飛んでいくいちめんの鳥は、あっかんです
鳥の島はのこっている。
こう締めくくられていています。
歴史の長さの中で 今があるんだな〜
こんな事を考えさせられた ちょっと 深い絵本でした。