ちょっと大人向けかな・・?と思いつつ、川端さんの絵に吸い寄せられて読んでみました。
大海原を越えてその先の世界にあこがれる鳥たち。
海に沈みながらも悔いのない志高い鳥たちの姿に胸をうたれます。
そして歴史は繰り返され・・ついに・・!
背景と海と鳥がぶわぁっと混ざり合い、飛び立つ鳥たちの絵は
エッシャーの絵のような面白さもありつつ感動的です。
息子もそこに惹かれたよう。
読み終わってからまた自分で読んでました。
内容が深くて息子はまだ理解しきれないかもしれないけど、もう少し大きくなったらこの絵本から感じ取って欲しいなぁ。
そして大人にも。
勇気をもつ大切さ、挑戦する姿勢・・身の引き締まるような絵本でした。