始めは図書館で借りたのですが、この絵本は何度も何度も読み続けたいと思ったので購入しました。
命のつながりをストレートに教えてくれる絵本なのですが、けっして教科書的ではありません。
沖縄の明るいお祭りの雰囲気、オバアの方言混じりの語り口調、そして強烈な印象を残す仕掛け。
最後まで楽しく読めて、命の大切さを小さい子でもしっかりと理解できる、素晴らしい絵本だと思いました。
新聞記事に出ていた、ある方の話なのですが、中学時代にいじめを苦に死のうとした子が自殺を踏みとどまった理由について
「家の本棚の絵本を一冊一冊手にとって見ていたら、小さい頃、母さんにいっぱい読んでもらったことを思い出した。そしたら死にきれんかった。」と話したそうです。
ウチの息子もこれからの人生、様々な事で苦しむ時期も来るでしょう。
この絵本はずっと本棚に入れておいて、思ったときには繰り返し読んでいきたいと思います。