我が家では、ご先祖さまとか家系図の話はよく話題に上ります。
ご先祖さまの誰か一人が欠けていても、今の私たちは存在しないんだよね、すごいよねと子ども達もよく口にします。
そして、そんなことをこの本は再認識させてくれました。
この本は、脈々と続く命のリレーを、気負わず淡々と描いています。
自分を起点に、過去に繋がる人たち。そして、未来に繋がる人たち。自分の存在はたくさんの人たちの存在があって成り立っているものであり、さらに自分も未来にたくさんの人たちを生み出していくために、なくてはならない存在なのです。
この世に存在していること、それだけで、もう奇跡のようなことなのです。
そのことをしっかりと胸に刻んで、自分のこともそして他人のことも大切に思う気持ちを持って欲しいと切に願います。