きつねさんが、山の麓の小さな幼稚園に遊びにきてくれました。
誰がどう見てもきつねさんだとわかるのですが、園児たちは、きつねさんと遊びたいので知らないふりをして遊んでいます。きつねさんも園児たちと遊びたくてきたのでよかったと思います。段々ときつねさんの姿に変わっていくので読んでいると不安になりました。遠足の日は晴れることを教えてあげたり、山の地図を黒板に書いて、山葡萄が採れるくりばやしを教えれあげたりしてなかなか親切なコンキチくんだと思いました。子供たちが優しいからコンキチくんも優しくなったと思いました。
いつも山で遊んでいるから山の地図はすらすらと上手く描くことが出来るんだと思いました。遠足の日もコンキチくんは、お弁当を持ってみんなと一緒に遊びたかったんだと思いました。正体をみんなに見られて
恥ずかしかったコンキチくんは、山から下りるみんなを寂しそうに見送ってる姿がやっぱり寂しそうでした。