4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。もう幼稚園に行っているので、幼稚園にきたきつねさんのお話にはとても興味を持って見入っている息子でした。ただ、きつねさんは一生懸命人間に化けているつもり。それが完璧に化けきれてないので、先生だけでなく幼稚園のお友達にもすぐわかってしまいます。でも、そんなことで仲間はずれにしたり排除せずに、一緒にすごして楽しむ様子はほほえましいです。でも、きつねくんの化け具合はしだいにダメになっていき、最後にばれているというのがわかったとたん、森に帰ってしまいます。でも、幼稚園のお友達ってきつねだから、とかってどうでもよくって、一緒にすごした時間や体験が楽しいかどうかなんだな?と思いました。息子もその体験が楽しかったか?がとても重要みたいなので、子供の気持ちをよく反映した絵本だと思いましたよ。幼稚園に行っているお子さんなら、とてもわかりやすい本かもしれませんね。