子ザルのロンは火事で焼け出され、火傷を負ったお母さんも動けなくなってしまいました
そのお母さんが「ククノチの玉」でおおきな「ククノチの木」になりたくましく優しいボスざるに成長するロンを見守ります
ロンは自分のまわりに優しくすることで、自分の周りも変わっていくことを知りやがて群の信頼を得て行くのですが、その協調する生き方や、森の仲間と共存していくという考えを後継にも伝えて行くという流れがあります
主人公はロンと言うサルですが、「どう生きたか」という強いメッセージを感じます
小学校中学年くらいから読めると思います