色の女王マルティナは青・赤・黄の3つの色を家来としていました。
ある日女王は色とけんかして、あたりはすべて灰色になってしまい…。
赤は怒りっぽくて、黄色は元気いっぱい、青は優しい気持ちにさせてくれる。それぞれ色の特性がよく出ていて面白い。
混乱して、女王が悲しくて泣いてしまったら…。
ラストの色の洪水には何度読んでも感動してしまいます。
タイトルに漢字が入っていますが、絵も話もシンプルなので読み聞かせするなら入学前のお子さんでも十分楽しめます。
お子さんに読み聞かせしてもよし、大人が自分のために読んでもよし、とにかく自信を持っておすすめしたい一冊です。