3歳0ヶ月の息子に読んでやりました。息子は畑で実がなるものが大好きで、ベランダで小さなプランターガーデニングも私以上に楽しんでいる有様。そんな息子に、この本はすばらしく映ったみたいです。
文章はほとんどなく、ただ四季折々の畑の様子を平面的な絵ではありますが、細かく書かれています。種まきから土を整えるところまで、結構細かく展開していくので、ページをおって植物の育っていく様子を見ることができるのです。芽を出し、葉が大きくなり、背が高くなって、花が咲き、実がなるという自然の営みを、おじいさんと孫の女の子の視点で語られていきます。それをまるで目の前で見ているかのように、息子は喜んでいます。実がなるもの、食べられるかは別としても、とても神秘的なものに見えるのでしょう。
そんな神秘的なものを見せてあげるにはとてもいい本だと思いました。自然の営みを見せてあげたいという方にもオススメです。