ブルくんとかなちゃんの続編です。
今回、かなちゃんは、お絵かきに夢中で、ブルくんと遊んでくれません。
仕方なしにブルくんは、かなちゃんのお気に入りのぬいぐるみをくわえて、かくれんぼ。
かなちゃんが探しにきてくれるのを待ちます。
ところがかなちゃんは、
「くまちゃんがいなくなっちゃったあ〜!!」とおお泣き。
ブルくん、あわてて出てきます。
かなちゃんに怒られる、と思ったブルくんは、逃げ出してしまいました。
逃げるブルくん。さがすかなちゃん。
しまいに、かなちゃん「ブルくんがいなくなっちゃった〜!!」と泣き出してしまいました。
そこで、ブルくんが出てきて、二人は元通り、仲良し仲良し。
かなちゃんって、たぶん2才か、3才ぐらいの子かな?
ぷりぷりしてて、本当にかわいいんですね。
一生懸命ブルくんをさがすところとか、泣き出してしまった顔とか、
ああ、息子にも、こんな時期、あったなあ…なんて振り返ってしまいます。
最後のページは、かなちゃんの絵のモデルになってじっとしているブルくん。
いやあ、ブルくんの、怖い顔して、結構気弱で、けなげなところがいいですね。
うちにも、こんなワンコが欲しいな、と思ってしまいます。
【事務局注:このレビューは、「ブルくん かくれんぼ」こどものとも年少版 2005年5月号 に寄せられたものです。】