ブルくんってかなちゃんのことが大好きなのだなあというのが、絵本全体から伝わってきます。
ブルくんの一番苦手なのは、かなちゃんの泣き顔なのですねえ。大慌てで出てくるところがおもしろいです。
かなちゃんもブルくんのことが大好きだけど、子どもって今一番したいことを優先してしまうものだから、いつも身近にいるブルくんのことが目に入らないこともあるのです。
とても微笑ましいお話だと思いました。
強面だけど実は繊細というブルくんにとても好感が持てました。
【事務局注:このレビューは、「ブルくん かくれんぼ」こどものとも年少版 2005年5月号 に寄せられたものです。】