特別大きな事件が起きるわけでなく、特別大きな盛り上がりがあるわけではありませんが、「ノラ」の主人公のシリーズはとても好きです。
このお話には、まるでドリトル先生のような(ドリトル先生より心は優しいかも)ドクター・ジョンが登場します。
倒れていたアヒルの子をドクターのところへ届けたノラは、ドクター・ジョンが傷ついた鳥や動物たちの世話をしていることを知り、しばらく一緒にドクターの家や庭を歩きまわります。
後書きを読むとドクター・ジョンとドクターの家にはモデルがいて、作者の市川さんはとてもお世話になっているそうです。
モデルがいるから、余計に大きな存在感があるのかもしれません。
ノラと一緒に案内されながら、たくさんの動物たちの世界を見せてくれました。
ホント市川さんの絵は、細かいところもまでホントにすごいんです。
特に今回はがちょうがよかった!!
がちょうって、こういう首の伸ばし方や曲げ方をするんです。
ホント!よく観察されて描かれているな〜と思いました。