大きなうなぎを釣り上げたら、そのまま天まで引っ張られ、雲の上に行ってしまったとくべえさん。
ところがこのとくべえさん、なかなかの大物です。
慌てず騒がず、カミナリごろぞうの接待を受け、お屋敷で開かれるお祭りに潜入するんですから。
そのお祭りで、王様とお妃様の前に出された料理は、なんと人間のおへそ。
それを見たとくべえは、あることを思いつきます。それは・・・。
落語絵本らしく、テンポの良い語り口で、小気味よくストーリーが展開していきます。
これはもう落語家になったつもりで、それらしく読んであげたいですね。
でもちょっと言い回しが難しかったりするので、5歳の娘には理解しづらかったみたい。無理なく読めるのは小学生になってからかなぁ。