怖がりのカエルのぼうやが、物音が気になって眠れない、
という、結構ほかの絵本でも見かけるテーマの絵本です。
無理やりにでも、子供をベッドに入れて…というのは、
外国作品でよくみられる風景だと思うのですが、
このカエルのお父さんお母さんは一人で寝かせようとしたものの、
最後には、怖がる子供と寝てあげようとします。
ちょっと安心しました。
お父さんが、実際に原因を追求してあげるのも、いいですね。
物音の正体がわかれば、怖くないんですから。
ただ、おおいに気になるのが、ベッドやパジャマなど、擬人化されているカエルなのですが、
なぜか、家中が、水浸しなこと。
…正直、水気をふくんだ布団や、パジャマなんて、考えただけで怖気が走ります。
カエルだからかもしれませんが、
ページをめくるたび、そこが気になって気になって仕方がないのです。
なので、星は四つにさせていただきました。