「ともだちになって」というタイトルなので、友だちのことをテーマとしている本なのでしょう。でも、初めて見るもへの反応の仕方が、各人各様で、そのさまが興味深かったです。
宇宙人ピークーはうさぎに話しかけるけど言葉が通じない。初めて見る、木や枯れ葉にまで話しかける。犬と一緒にピークーを捕まえた野良犬保護センターの人は頭を抱える。友だちになってくれたのは、子供達だけでした。それも、お母さんらしい人に遊んじゃだめと言われてしまう。なんでもありのままに受け入れることが出来るのは、子供だけということなのでしょうか。
その友だちのことをいつまでも忘れないと思うピークーの気持ちに、こちらも心も温かくなります。
私は、心にしみいる絵本だなあと思ったのですが、4歳の娘にはちと難しかったようです。