帽子が大好きで大好きでしょうがないこぶたくんのお話。
お母さんは「ほかにおぼえることが 山ほどあるっていうのに。
ぼうしなんか、なんのやくにもたちませんよ!」って言います。
こんなセリフ、普段の子育ての中で親が言ってそうな言葉で思わず納得・・・。
でもね、こぶたはその大好きなぼうしを通して、色々なことを学んでいくのです。
「くじけないこと。」
「勇気をだすこと。」
「しんぼう強く待つこと。」
「親切にすること。」
子どもが「これ!」と決めた好きなことには、とことん好きにさせてあげる。
そうすれば、そこから子どもなりに学ぶことがあるはず・・・。
そんな風に思わせてくれる絵本です。