「しんばあちゃん」は、ゆうき君の母方のおばあちゃん。
もうすぐ80歳のお誕生日。そこで、ゆうき君はおばあちゃんに手紙を書きます。
『もうすぐ、お誕生日ですね。一番欲しいものは何ですか?教えてね!』と。
その手紙を、手を伸ばして持ち、なんとも嬉しそうに読んでいる
しんばあちゃんの優しげな表情がとても素敵☆
『ゆうきちゃん、お手紙ありがと。おばあちゃん、いっぱいプレゼント貰ったから
もう何にもいらない。今、一番欲しいのは、ゆうきの笑顔だな。
夏休みには きっと遊びにおいで!首を長くして待ってるよ。』
この、しんばあちゃんの手紙を読みながら、私は涙ポロポロ…。
私の勝手な想像ではありますが、しんばあちゃんは 紆余曲折の人生にも
大いなる満足感を感じ、安穏な余生を楽しんでいることが感じられます。
そんな しんばあちゃんにも、1つだけ願い事があったのです。
この絵本には、その願い事とは何か、明確に記されています。
でもその願い事が何かは「ひ・み・つ」!
この絵本を読むまでのお楽しみです♪
ゆうきは、しんばあちゃんの願い事を叶えるべく、友達に相談します。
おばあちゃんの願い事を実際に叶えるのは、無理難題なこと。
でも、ゆうきは諦めません。大好きなおばあちゃんのために叶えたいのです。
ゆうきは、劇で使った「聞き耳ずきん」を引っ張り出してかぶり
お母さんのコートをひっかけ、タオルのマスクをして呪文を唱えると
ゆうきには動物の言っている言葉が分かったり、不思議な力が湧いてきます。
おばあちゃんの願い事、気になりますぅ?
ヒント。おばあちゃんのお誕生日は7月7日なのです。
七夕の日。織姫と彦星が天の川で出会えるように、おばあちゃんも……?
それは、読んでからのお楽しみ♪
あなたも「ひ・み・つ」を読んで、感動の嵐を味わってください☆