コウテイペンギンのマイヤーさんたちの前に現れたのは、よそものペンギンのミュラーさん。マイヤーさんたちはどうしていいか困りますが…。
よそものを避けることに気を取られて、大変な事件が起きるけれど、その避けていたよそものに助けられる。
見た目が違うけど、名前も違うけど、あいつけっこういいヤ
ツじゃない。
そんな風に思いながらも、素直に歓迎できないミュラーさん。
あぁ、これって人間も全く一緒だ、と読みながらしみじみ思いました。
考えさせられたり、とぼけたペンギンたちにくすっと笑わされたり、親子揃って楽しめた絵本でした。
文章が多いので、読み聞かせは小学生低学年から・漢字があるので自分で読むのは中学年からおすすめです。
それにしても、たまごを生んだ疲れを癒すためにバカンスをとってるお母さんペンギンたち…いいな〜。