言葉や文章で何て表現していいかわからなくなる読後でした。
教え子が必死になってこの絵本の再販を待っていました。たまたま一緒に入った書店に置いてあったのを見た時は喜びのあまりでしょうか、大きい声をあげていました。とてもいい絵本なのだそうです。
私も持っていたはず、実家の本棚にあるはず…。この絵本をつい最近になって約20年ぶりに発見しました。あったはずのところではない所にありました。日本にての初版本。
私はこんなねえさんではなかったなぁ、今となってはこの妹の気持ちもわかるなぁ、じっくりじっくりこういった思いがこみ上げてきました。素直な気持ちになりました。作者のシャーロット・ゾロトウは〈子ども時代をのぞく窓をもった詩的な書き手〉と評価されている絵本作家なのだそうです。
原文と比較しながら読むのもいいかもしれません。
学生達に紹介したい絵本がたくさんあって嬉しい悲鳴をあげています。