「10ぴきのおばけ」シリーズのにしかわおさむさんの絵本です。
北の国に住むシロクマのペーター、ある日空から落ちてきた南の島の写真を見て南の島に憧れたペーターは一人で南の島を目指します。
親からして見ればハラハラしてしまう展開なのですが、ペーターはいたって元気いっぱい。途中出会った船員さんたちにも助けられ、無事に南の島を満喫することが出来ました。
でも、暑さのせいで体がおかしくなり・・・。
まだ子供なのに、自分ひとりでやりたいことをやり抜くペーターは大したものですね。可愛い子には旅をさせろとよくいいますが、外の世界を知って、自分のふるさとの良さがやっと分かったのかもしれません。
お話も分かりやすくて、読み手も読みやすい一冊です。