荒井良二さんのお話は、とっても不思議な空気感。
人形劇なのか、おばけの物語なのか、境目がはっきりしないまま、ふわふわ〜ふわふわ〜と流れていると思ったら、突拍子もない展開になってたり…。
でも、いつの間にか、頭の中に不思議な音楽は流れてるし、ふわふわ〜ふわふわ〜とストーリーにのっかってしまってるし。
のっかりながらも、頭の中では、勝手に空想が広がっていくような感じもあります。
ナンセンスでもないし、メルヘンともすこしちがうし、主張しないし、、、
どんなものにも属さない、“異空間”という感じがします。
でも、とっても心地よくもあります。
ワイワイ読むより、ひとりで読んで、浸っていたい。
空想好きなこどもたちにオススメです。