ブルブルっていうおばけがとにかくかわいい絵本というと、それで完結したように聞こえますが、そうではないようです。
いろいろと考えてしまうのは、
ブルブルたちのおばけの生活は、あくまでもパペットショーでのお話であること。それから、
なぜ、ブルブルは絵を描く筆にしか変身できないのか?
ブルブルはもしかして、荒井さんなのかな?絵を描く筆にたとえて、人間の世界はたいへんだと感じているおばけにご自身を重ねていたりして。。。でも、これはパペットショーでのお話。実話じゃないんですよ。ってオチなのかも。
いろいろ考えていると、奥が深いことに驚きます。単なるおばけ話ではないんだと、感心してしまった一冊です。