作者の息子さんが書いた作文がベースになって描かれた作品です。
小学生らしい、みずみずしい感性の文章が素敵です。
おじいちゃんの家に田植え手伝いに行く日は、目覚まし時計でちゃんと目覚めます。
用意もてきぱきとこなし、祖父母からは早速次々と用事をもらってこなします。
農作業の難しさを実感し、田んぼの生き物たち(かえる、へびなど)を観察して、目を輝かせます。
専門用語の解説にも抜かりはありません。
お母さんからお礼をもらった時の嬉しさも素直に表現していますね。
「来年も手伝いたい」というセリフ、なんて頼もしいんでしょう。
作者があとがきで書いています。
「ゴールデンウィークは農家のためにある」
GWの頃、田植えの季節にぜひ、読んでほしいですね。
もちろん、小学校のおはなし会でも読みますよ。