さるのジョージはアフリカに住んでいました。毎日、楽しく暮らしていましたが、ただ困ったことに、知りたがりやで、ひとまねが大好きでした。
ある日、ジョ−ジは、地面においてあった、黄色いぼうしが、とっても気になり、拾い上げてかぶってみたのです。
アフリカに住んでいたジョ−ジが、おじさんに連れられて、動物園で生活するようになるまでのお話です。なかなか、茶目っ気たっぷりのおさるさんですが、とても可愛らしく、人懐っこく描かれているので、すぐに子どもたちの大人気。読んであげるには、少し長いお話ですが、最後まで、しっかりと聞いていました、そして、「もう一回!」のリクエストもあったほどの大好評。
ちょうど、好奇心旺盛の子どもたちにとっては、まるで、自分たちのようだと共感できたに違いありません。