私的には、読むのがとっても辛くなるので「やめてくれー」と言いたくなるような絵本なのですが、息子が幼稚園の時に、すごく気に入ってしまって、何度も何度も読んでいました。もう、図書館へ行く度に、「また、借りる」と、言って持って来ていました。
いつか谷川さんが、テレビで読んでいらっしゃるのを聞いた時に、なんだ、この本は上手く読もうとしなくていいんだということに気がつきました。読むのが嫌になった気持ちをそのまま表したり、息が続かない後半は、そのまま苦しそうに素直に読むと子供が喜ぶことに気が付きました。
低学年のお話向きかもしれませんね。