これは、ほんとに不思議な冒険。
ちっちゃな、それこそ赤ちゃんに見えるような小さなハロルドが、紫のクレヨン1本で、どんどん自分のいく先を作っていく。
書いた絵が本物になる、っていうちょっとわくわくする感じもあり...そして、遠くに行ったり近くに行ったり、遠近感をうまく利用して、はろるどはいつの間にか、小人みたいになったり、巨人のようになったりしてします。
平らな紙にくりひろげられるマジックのようで楽しいです。
よく見たら、巻末に「はろるどとむらさきのくれよん」という絵本もあるみたいで、どうやらシリーズものらしい。ほかの本も読んでみたいです。