物心つく前から、「としょかん」というものが身近な存在だった娘にとって、ほとんど本がない村があるというのはなかなかピンと来なかったようです。
でも、主人公のルイスが子どもたちに読み聞かせをする場面で、みんな一斉にお面をかぶっている様子はおもしろかったようで、「さんびきのこぶた、しってるよー!」とお話を説明したりもしてくれました。もう少し大きくなったら、この絵本のもっと深い内容を理解できるのかな〜と思います。
私自身は、遠い山の向こうでも消えない灯が、本に夢中なたくさんの子どもたちを表現していてとても素敵だと思いました。どのような環境の子どもたちにも、いろんなことを学びたい・知らないことを知りたいという純粋な気持ちがあるんですよね。そのお手伝いをしている活動を心から尊敬します。