川に遊びに出掛けた男の子が、溺れてしまい、カッパに助けられて、カッパ術を教えてもらうお話です。
溺れそうになった男の子にカッパは“息を吐く”“川の流れに身を任せる”等といった役に立つことを教えて助けます。
そしてカッパ術も!
カッパのごちそうは「川であそぶ、こどものきもち」ということで、子どもたちの笑い声や笑顔がいつも見られるようにと、溺れかけた子を助けてくれるんだと思いました。
もし現実だったら、男の子は死んでしまうかもしれません。
命を助けたカッパは優しいなと思いました。
そして現実にカッパがいるとしたら、ぜひ溺れた子の命を助けて欲しいなと思ってしまいました。
夏には川や海へ行く機会が多くなり、危険な遊び方をする子や、溺れる子などがいます。
大人自身が危険のないように子どもを見守る事の大切さを痛感した一冊です。
子ども視点ではなく、どうしても大人の視点で読んでしまいました。