ふうせんが大好きな娘は、ブルンミシリーズの中でもこの本が気に入ったようです。
ある日アンニパンニからななつのふうせんをもらったブルンミがともだちに自慢しに出かけると次々にアクシデントでふうせんが割れていってしまいます。
まだこれだけ残ってるからいいや、一番きれいな色が残ってるからいいや・・・というポジティブな考えもかわいらしいです。
最後に残ったひとつのふうせんをともだちにあげちゃう優しさもすてき。
でもなんといってもしょんぼりとおうちに帰ったブルンミにアンニパンニがさらっと言った一言がいいです。
「ふうせんは いつかはなくなるものよ」
「やっぱり ついてない」というブルンミに、すてきなラストシーンが・・・
最初に“ななつ”のふうせんがあったのはこのラストのためだったんですね!