多くの方がおすすめしてらしたので読みましたが、私はあまり良い印象は受けませんでした。
古くなったじょうろさんは庭の片隅に放置され誰もふりむいてくれない。
でも、やがてじょうろさんの中に入っていた土から芽が出てじょうろさんは植木鉢として再利用される…
この絵本は高齢者を擬人化していると思うのですが、これではまるで年寄りは役に立たないことが前提で話が進んでいるのでは??
じょうろさんは長いことこのおうちの庭にいたから、この庭のことは何でも知ってる、という感じにしたほうがよかったのではないでしょうか。
そして、自分の老いに気づき、老いを前向きに捉えて自ら植木鉢になろうと取り組む姿が見たかったです。
私は孫がいますが、孫からこんな風に思われるのはちょっとつらいです。