「14ひき」シリーズはどれも絵が素晴らしいのですが、今回は天気の良い春の日に、一家で野原にピクニックに行くというお話で、どのページを見ても春の香りが伝わってきす。
まずはお弁当つくりですが、準備もみんなで仲良くします。
笹の葉にくるまれたおにぎりと、水筒を持って出発です。
森はたくさんの花が咲き、虫達もたくさん出てきます。
小川の中にはカエルの卵もあります。
カエルの卵を見たことがないあやちゃんは「へびー」と言いました。
「カエルの卵だよ」と言うと「へえーそうなんだぁ〜」と不思議そうでした。
てんとう虫・蜂・トカゲなど、絵本の中の生き物を見つけるのが好きで、大きな声で教えてくれます。
たくさんのつくしの生えたところを、14ひきが歩いてゆくところでは、「つくしがこんなにいっぱ〜い!」とあやちゃんは喜んでいます。
最近あやちゃんも、つくし取りに行ったところだったのです。
たんぽぽの綿毛が描かれているところでは、二人で絵本に「ふぅー」として、綿毛をとばしました。
文章は少ないですが、ゆったり絵を楽しむことのできる絵本です。