最初に手に取って中を開いて驚いた。「これは、四コマ漫画?」・・・でも、その内容は恐ろしく哲学的で奥が深かった!
「どうして雨が降るの?」というカエルくんの素朴な疑問から始まって、「命はどこにあるの?」「自分はどこから生まれたの?」・・・
四コマ漫画で少しずつ少しずつ、子どもにも分かりやすく、その問いに答えていってくれる。
そして「いのちは、いのちから生まれるんだ!」、「カエルくんのいのちは、カエルくんのお父さんとお母さんのいのち」、あぁそうだ、子どもたちの命はまさに私の命そのもの。当たり前のようでいて、初めて知ったような目が覚める思い・・・
そして「いのちはつながっている」・・・私が生まれるずっとずっと前から、そしてこれからも未来へずっと続いていく命。
子どもに読み聞かせをしながら、それ以上に自分自身が感動した1冊です。