息子が今年の感想文に選んだ本です。
主人公が五年生ということで、親近感もわいたようです。
子ども時代は短いというところと、父が自分をかばって死んだ事を抱え続ける遼の気持ちが私としては心に残りました。
銀河鉄道の夜がモチーフになっているようなところもあり、今時の子ども事情が盛り込まれているようなところもありました。
いじめの場面もあり、親として読むと自分の子どもだったらと思うと、読んでいて辛く感じる場面も。
最初、私が読み聞かせをしていましたが、途中から息子が一人読みしていました。
子どもが抱えるには、重い内容のものが多いかなという印象を私は持ちましたが、子どもはまた感じ方が違うのかもしれません。