先日 このお話を語りで聞きました
絵本をもとにお話を覚えて語ってくださり興味深いお話でした。
さっそく、絵本を図書館で借りて読みました
せなけいこさんはアイルランドの童話を子供のころから好きで読んでいたとありました
ここに登場する 漁師とメロウの関係が興味深く 人魚であるメロウの世界は 海の奥深く、そこには空気があって地面もある不思議な世界でしたそこでブランデーをごちそうになるのです
そこでみた 魂の檻 海で死んだ人の魂をかごに入れていたのです
漁師はこの魂がきになり なんとか 天国へ行かせてあげたいと思うのですが・・・
そこで メロウを自分の家に招待し酔わせて自分ひとりメロウの酔っている間に 赤い三角帽子を着て海へと向かうのです
もちろんメロウは知りません
でも・・・メロウとの友情は変わらず何年かたってメロウがいなくなるのです
どうしたのでしょうね? 余韻の残るお話です
魂は果たして天国へいけたのでしょうか?
ジャックはいのるのですが・・・
私は、漁師の気持は優しくてわかるのですが・・・
本当に魂を逃がしてあげたことで天国へいけたかはわかりません
メロウが姿を消したことが 心に残りました
メロウもまた天国へいけたのでしょうか?
不思議と心に残るお話でした
昔話、それは、読み手がそれぞれに 考える余韻があって いいな〜と思いました
せなけいこさんの貼り絵はなかなかよかったです