日曜日の歌」 ヒラP21さんの声

日曜日の歌 作・絵:長谷川 集平
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,229
発行日:1981年
ISBN:9784769023029
評価スコア 3.75
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  • ガマンの限界

    親はひたすらガマンするものでしょうか。
    日曜日に向かう日々の中で、子どもの悪行をじっと耐える親の姿が憐れに思えました。
    友だちに暴力をふるったり、女の子にいたずらして泣かせたり、万引きをしたり、日常の断面を簡単なコメントで綴った絵本ですが、ひたすら謝り続ける親の姿にはちょっと疑問を持ちます。
    しかも、ごく普通に過ごして、おまけに家族で映画を見に行って、涙流して気持ちを浄化させるというのです。

    日曜日、お父さんの草野球試合に家族で応援に行きました。
    試合に勝ったら、別の展開だったでしょうか。
    試合に負けて、息子がかけた言葉に父親は爆発してしましました。
    母親も爆発して、みんなで歌を歌うのです。
    家族そろって歌っている、日曜日の歌はどんな歌なのでしょう。

    昭和の家族風景のようですが、様々にツッコミどころ満載の絵本です。

    息子の悪行は収まるのでしょうか。
    親はどうあれば良いのでしょうか。
    現在の家庭では、この絵本のシチュエーションで、日曜日に一緒に歌える歌などないのではないでしょうか。

    大人に投げかけられた課題図書でしょうか。

    投稿日:2024/11/29

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