多くのご意見の通り、とてもかわいらしい本だと思いました。特に前半の子どもとお母さんのやりとりはやさしい気持ちにさせてくれます。
でも、どうしても気になってしまうのが、よるくまが夜中に起きたらお母さんがいなかった、ということなのです。夜起きたら誰もいないという不安やさみしさ、私の息子には味わってほしくありません。お母さんは、明日の糧を得るために出かけていた。。わかります。私もワーキングマザーです。そして、必ず帰ってくることも知っていてほしいです。
ただ、それは昼間の話ですし、またひとりにさせることなどありません。たとえ夜外出することがあったとしても安心できる存在とともに時間を過ごすわけです。真夜中に何も言わずに出かけてひとりぽっちにさせてしまうことなど前提としてありえませんよね。
2歳の子どもは最初は気に入ってたようですが、最近はせがまなくなりました。まだ感情を話すことはできませんが、子どもなりにさみしい思いをしているのだったらかわいそうに思います。