実は、ちょっと心配でした。
眠っている間にお母さんが働きに行ってしまうストーリーだから。
私も仕事を持ち帰っては、子供を寝かしつけた隣の部屋で朝まで仕事をしていたりするワーキングマザーの一人。
隣で泣き声がしては駆けつける・・・
このお話、そんな不安を煽ってしまうのでは??
とんでもない!!「くまちゃん、よんで〜!!」
読むと安心して眠ってくれます。
くまの子のお母さんを探している間に、「働くお母さんの子」を客観視できるのかな?
くまの子が泣き出す場面では、
「大丈夫よ。おかあさん帰ってくるまで一緒にいようね」
そんなことが言えるわが子にも出会えた1冊です。