「むしたちのうんどうかい」でこのシリーズの大ファンになりました。
今回も虫の活躍を期待しつつ(特にミイデラゴミムシの!)ページをひらきました。
指揮はかぶとむし、トントントン タクトを振って演奏会をはじめようとしますが・・・
人間の音楽会が近くではじまり音が消されてしまいます。
仕方なく、場所を変えようと移動しますが道路横では車の騒音が邪魔をし
ちょっとした土の丘は工事現場で・・・なかなか演奏する事ができません。
これは、もしかして、環境問題につながるかも。
虫たちはお互い助け合いながら、やっと演奏できる場所を見つけたのでした。
カミキリムシさんの「みんなけがしてないかい?」
カブトムシが「みんなバラバラになるなよー」
クワガタが「ぼくにつかまれ!」
強い虫は威張るのではなく、弱い虫にやさしい。
虫にはイジメ問題はないようです。
虫たちの特徴がとてもよく描かれていて、虫の名前を楽しく覚えられる絵本です。
我が家はお休み前に読んだのですが、昼間図鑑を片手に読むのも楽しいかもしれません。