とても貧乏な若者がある日、
お宮へ行って神様にお願いしました。
「神様、どうかお願いです。どうか幸せになれますように。
どうか、もう少し楽な生活になりますように。」
お宮を出たところに、2本の「しゃもじ」が落ちていました。
1本は赤色で、もう1本は黒いしゃもじ。
赤いしゃもじでお尻をなでると、おならが止まらなくなり
黒いしゃもじでお尻をなでると、おならが止まるのです。
最後は、長者どんの屋敷の前を娘が箒で掃いていて、
若者は赤いしゃもじで娘のお尻をつるん!
とたんに娘のお尻からおならが飛び出し、娘は屋敷の中へ…。
長者どんは治してくれた人に娘と結婚させると貼り紙をします。
そこへ若者が現れ、黒いしゃもじでおならを止め、
娘と一緒になり、いつまでも幸せに暮らしたということです。
友人に「面白かった」と薦めてもらって図書館から借りたのですが
読んでいるうちに、子供の頃に読んだ記憶が蘇ってきました。
子供達はやはり、おならのシーンで大笑いです。
昔 読んだ本も大人になって読むと
子供の頃に読んだ懐かしさが蘇って、またいいものですね!
子供たちには、おならの音が大ウケでした!
ぷっぷくぷう とっぴりぴん
おいもとごぼうが どんどこどん
ちんからほいほい ぷっくぷう