シリーズ10作目は、郵便配達のスタンプのお話。
手紙を配達するばかりで、自分は手紙を受け取ったことのないスタンプ。広告をだして、うけとった手紙は「やれやれ」な内容でした。足湯をしながら手紙を読むスタンプが、ほほえましいです。
手紙をもらいすぎて、くたくたのスタンプをいたわる、チュウチュウ通りのみんなのやさしさに、感動です。セーラのハグが、印象的でした。
返事を配り終えてからの、チーズパーティが楽しそう。
どんなことでも、みんなでいたわりあって楽しみにしてしまう、チュウチュウ通りのなかまたち、うらやましいですね。
レビューコンテストの企画で、はじめて知ったシリーズ本。最初は、10冊も読めるかな、と思ったのですが、今はもっと続きが読みたいくらい。キャラ設定が秀逸で、メリハリのある楽しいストーリー、読みやすい翻訳、そしてお話をいきいきと盛り上げてくれる挿絵、、、。
こどもだけでなく、大人が読んでもほっこり癒され、励まされます。
挿絵がほんとうに素敵なので、作家のエミリーさんの国の子どもたちにも、楽しんでほしいなと思いました。
装丁がとてもかわいいので、雑貨女子の私は、全冊そろえたいな、、、。グッズもあったらうれしいです。