子供たちと一緒に楽しんだこのシリーズ。とうとう最後の主人公、10番地に住む郵便屋のスタンプのおはなしです。
スタンプの姿は、いままでのお話でよく目にしていて、息子が、「これは10番ででてくるんだよね」ととても楽しみにしていました。でもラストということで、読み終えるのが寂しいような気もしていました。
いつも町中のねずみたちに手紙を届けているのに、自分宛の手紙がないのがスタンプの悩み。そこで「10番地のペンフレンドまでお手紙をください」と広告を出すことにします。結果、大変なことになってしまうのですが、今回もチュウチュウ通りのなかまたちがやさしく助けてくれます。
ラストのなかまが集うシーンに、スタンプと一緒に私もジーンとしてしまいました。まだまだ続きが読みたいなと思う、本当に素敵なシリーズです。