9歳の息子と読みました。
息子と一緒に読んだ三国志シリーズもこれで最後の三冊目。
今回は題名の通り「七たび」捉えるとあって、
その過程が全部描かれている分、お話としては長いのですが、
諸葛亮の作戦のキレが一番よく描かれているお話ではないかと思います。
一回、二回、三回と捕らわれていくうちに、
投降はしないものの、孟獲の態度がちょっとずつ変化していくのにも
気づくことができます。
それにしてもびっくりしたのは孟獲の奥さん。
こんな時代に、こんな勇敢なオンナの人がいたのかー。
しかも孟獲若干尻に惹かれ気味で、
そんなところもちょっと楽しめた一冊でした。