異性の友達に手紙を書いたり、たんじょう会を開いたり。幼いころにタイムスリップしたかのような、なつかしい気持ちになりました。
ピーターの一途な気持ち、一喜一憂する気持ちに、ぴったりと寄り添って読んだ感があります。
子どもたちも、近い将来、ピーターのような気持ちになって、行動を起こすのかなあなんて思うと、どきどきわくわくです。むしろ、ピーターのような甘酸っぱい経験を経てほしいなあ。
ピーターが出てくる絵本、アメリカの下町が感じられる風景があって、好きです。今回は雨が降る日が情景にあって、曇り空、雨が落ちる路、水たまりなどが、色の重なりやにじみでとっても美しく描かれています。じ〜っと見入ってしまう魅力的な作品です。