言葉が通じるようになると、子どもがちが一番気になることは、『パパとママがどれだけ自分のことを好きか』ってこと。
「みんなには内緒だけど、あなたが一番よ」なんて、いわれたら、子どもは大喜びしますよねぇ?
この絵本の主人公たあくんも、そんな一人です。
ママの側へ行っては、「とうさんと たあくん どっちが いちばん すき?」と聞き、パパの側へ行っては、「たあくんと かあさんと いちばん どっちが すき?」と聞きます。
じゃぁ、たあくんは誰が一番好きかというと、(おばちゃんが最後にそっと聞くんです)お隣のえみちゃんだとか!
う〜ん。子どもって、ずるい!!
ストーリーも、とてもよかったけれど、長谷川義史さんの、特別かっこいいわけでもないお父さんと、ごくごくどこにでもいそうなお母さんなど、アットホームな日常の絵が、すごくよかったです。
私は特にお父さんとたあくんが一緒に脱衣所にいるシーンが好き!
絵本でお父さんのわき毛を出しているのはこの絵本くらいじゃないかしら〜?(^^)