子供の頃によく読んでいた絵本。
とても懐かしく、子供よりも自分のために読んでしまいました。
なにもかもがめんどくさい なまけもの・ものぐさトミー。
彼の住む家はハイテク、オール電化(笑)の家。
朝起きて、ベットから降りるのも、朝のお風呂もシャワーもはみがきも全て全自動。
髪のセットも、着替えも、食事も、全て自動で行ってくれる、ステキな家。
そんな家が、嵐で停電になり・・・
とんでもない大変な思いをするトミー。
ラストはアメリカンジョークで笑えます。
子供の頃、こんな家に住んでみたいなぁって、ちょっと憧れていました。
大人になった今読むと、うーん、絶対こんな家・こんな生活嫌で全く憧れません。
「ものぐさトミー」ですから、寝て起きるのがうんざり。
お風呂・食事が1日の日課で、それ以外は早く寝たい、超なまけものです。
最後にベットに戻るまでの長い長い階段を登るのが、1日のメイン。
うーん、全て全自動なんだから、エスカレーターにしろ!!ってつっこみを入れたくなりますが、子供の頃は遊園地のようで、一度はこんな家に住んでみたいなぁと思っていました。
子供にもかなり新鮮で、とても楽しく見ていました。
ただ、こんな生活は全く面白くないと解っているようで、「こんな家やだー!!」と言っておりました。
親の子供時代よりも、ずっと現実をよく理解していらっしゃること。
なまけていては、いけないよ!! ってメッセージが子供にも解りやすく伝わってきます。