お雛様が近いので、関連本を読みたかったのですが図書室にお雛様をテーマにした本がありませんでした。なので、お雛様のモデルになった平安時代の子が主人公のこの作品を読み聞かせしました。
お雛様が着ている十二単が、作中で活躍したものと同じ種類のものだと説明しました。
それにしても、突出した個性が爆発している本です。
1000年以上前の文化を体現した子供が、現代に存在している話など、初めて読みました。
この作品は、他の学校の司書の先生も読み聞かせに使っていて話題に出ました。
シュールな展開にところどころ、子供たちの笑いも起きていました。