大人になってみると、子どもだった頃の気持ちなんて
忘れてしまうものです。いや、忘れたふりをしてしまう
ものなのです。
この絵本の中の女の子が「わたしが母さんなら」って思う
気持ちは、わかるわ。わかるけど、ゆずれないのよねえ、
母さんとしては(笑)。
自由きままにやりたいほうだいっていいなあって思ってました。
それも、ずいぶん大人になるまで思ってました(正確には
子どもが産まれるまでかな?)。だけど、やっぱりそんな風
には生きられないのだよねえ。
娘は、だまあって聴いていました。特に琴線にふれることも
なかったみたいです。
でもそのうちに「わたしが母さんなら」って言い出すのかな?