親子で大好きな工藤ノリコさんの作品です。
絵の上手な旅のおぼうさんが、タコの国によった際
一匹のタコ「たこきち」と出会います。
たこきちの出す墨は、とても不思議な力を持っていて
その墨を使って書かれたモノが本物として出てきます。
ですが暫く経つとそのモノは消えてしまうのです。
たこきちは大タコに捕らわれたお母さんタコと兄弟達を
助けるためおぼうさんに助力を求めます。
最初たこきちの可愛さと風光明媚なタコの国の風景に
癒された親子でしたが、大タコと対峙するやりとりなど
手に汗握る一大スペクタクル!
あっという間に読み終わってしまいました。
...。が又すぐ読み直して見たくなり又読んでと繰り返して
しまいました。続きを連想させるその終わり方に続編を
期待せずにはいられません。