電車好きの息子が4〜5歳のころ、一番好きだった絵本です。
100回くらい読まされたと思います。
始発電車の車掌さんは、前日の夜から仮眠室に入り、
朝3時半、自動起床装置で起床します。
こんな場面から始まり、一日の仕事の流れが時間の経過とともに
丁寧に描かれます。
ほんとに子ども向けか?と思うくらいに、詳しく丁寧に。
著者のたけむらせんじさんは元JRの車掌さんだそうで、
プロ意識と、
これもこれも盛り込みたいというこだわりを感じます。
だからこそ鉄道ファンの息子を夢中にさせたのだなとはっきりとわかります。
プロならではの鉄道の本をたくさん書いてほしいなあと期待しています。