「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ、「くろずみ小太郎」シリーズへと続く、飯野和好の不思議な時代劇絵本の記念すべき第1作目です。
平和な下校の途中で、なぜ急にクセモノが出てくるのか? なぜ急に「ぼく」は「ハのハの小天狗」になったのか? なぜ急にチャンバラが始まるのか?と、ハテナ印がいっぱいの展開になっているのですが、時代劇のワクワクさは充分に楽しめます。
絵も「あさたろう」「くろずみ小太郎」等と比べると、ずっとキレイで、手に取り易いものになっています。
忍者のかしらなど堂々としていて見ごたえがありますよ。